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7月, 2021の投稿を表示しています

近況

銀行の担当支店が土地の所有者とも工務店とも未取引だったことが分かり、色んなことに手間取っていました。 そして、取引実績があるというえらく遠い支店が融資担当になってしまいました。事あるごとに行かなくちゃいけないのか、、、と疲れ気味です。 打ち合わせをしている工務店の事務所もやや遠く、車で北に1時間の場所なんですが、建築Yさんは南に1時間弱の場所にお住まいなので、もう間を取ってうちの近くのファミレスで打ち合わせしませんかーと言いたいです。 間取りも決まり、確認申請も終わったので、だんだん設備を決めていく段階になってきました。 まずは外壁から決めていくようです。 実は少し前に住設系のショールームを何か所か回ったんですが(改めて記事にします)、また外出が難しくなってきましたね、、、 とはいえものによっては100万円~の選択をすることになるので、基本の感染対策とともに自家用車・弾丸・外食をしないなどの工夫でなんとかショールームで確認しておきたいところです。

契約をやめそうになった話

前回記事で、いい感じの建築士といい感じの工務店を選べましたよという話をしましたが、実は、契約中止になりかけた出来事がありました。 工務店の選定を進めていたとき、並行して、銀行にもローンに関連する話を聞きに行っていました。 つなぎ融資やら金利やら団信やら、分かってそうで分かってない初対面の熟語をどんどん投下されながら、ウンウン頷く日々。その中で、いつ頃、いくらくらいずつ支払いをするかによって私たちが支払うお金(つなぎ融資の利息)が変わってくるらしいということを理解しました。 利息をいくら払うのか?それは減らせないものなのか? とても大事なことだったので、工務店に「いつ頃、いくらくらいずつお支払いすればいいんですか」と聞いてみました。契約を間近に控えた日でした。 注文住宅の支払い方法は会社によって様々ですが、契約10%→着工30%→上棟(中間工事)30%→完成30%など、3~4回に分け、中間工事の完了までに、70%ほどの支払いを行うことが多い(らしい)です。(素人ブログなので以降の文末すべてにらしいをつけてください) たとえば3000万で家を建てるぞというとき、あくまで一例ですが、 契約時に300万、着工するときに900万、中間工事が完了したら900万、完成したら900万と分けて支払います。 着工から上棟までで1カ月、その後の工事から竣工までで3~4カ月くらいがおおよその目安で、こんな感じの流れ。 着工→基礎→上棟→屋根・外壁→木工事→内装工事→竣工 こうして見ると、上棟って、家づくりの序盤も序盤。 まだ基礎の上に柱が立っただけで、「屋根さえあればいい」の屋根すらない。 柱が立っただけの状態で施工会社がもし倒産したら、残りの30%で家が建つでしょうか? ・・・・・・多分、建たない。そんな家づくりマジックはない。 とはいえ、上棟までで70%を払うのが通例だというなら、しょうがないのかもしれない。 だって、私たち素人だし。 家建てるのに、いつ、いくらお金がかかるのか分からないし。 そう思ってたら、提示された支払方法に度肝を抜かれました。 契約(10%)→着工(40%)→基礎→上棟(40%)→屋根・外壁→木工事→内装工事→竣工(10%) 上棟までで、90%の支払い・・・・・・・・・・ 根暗・ネガティブ・疑り深いという性質を兼ね備えた私は、 夜逃げの準備資金を集めてんのかなあ、

建築家・工務店を決めるまで

 我が家は設計・管理を建築士の方に、施工を工務店の方にお願いする形で家を建てています。 それぞれ別に依頼をしたわけではなく、工務店が建築士との協働をコンセプトにしているところだったので、セットでお願いをしています。 この形で家づくりに臨むことを決めた一番の理由は、とにかく自由度が高いということ。 家づくりにおいて希望を叶えられるかどうかには色々な事情が絡んできますが、 1. 耐震・耐火などの性能に影響があること 2. 予算的な問題で採用できないこと 3. メンテナンス性に影響があること 4. 施工性に影響があること 5. メーカーのルール上採用できないこと などがよくあるパターンかと思います。 1・2はどうしようもないですが、3~5はどこに設計・施工をお願いするかで選択肢の幅が変わってきます。 特に、造作建具や左官壁、オーダーや海外製の設備、ちょっと工夫した納まりなど、建築雑誌ではよく見るけど大多数の人は採用しないような仕様については、3~5が大きく影響すると思います。 普段そういった仕様で施工をしない・したことがないハウスメーカー・工務店に依頼をしても、大抵の場合で断られるはずです。 相場よりかなり割高な価格設定で遠回しに断られるパターンも。。。 これはそういったハウスメーカーや工務店が悪いという話ではなく、仕上がりを保証できない依頼を受けないようにするのは設計・施工をする側としてあるべき態度だと思います。 なので、そういった仕様を希望する場合は、施主側が慎重に依頼先を選ぶことが重要だと感じます。 私たちの家づくりは、家賃補助ありの賃貸に不満もなく、子供もおらず、住宅資金は一切貯めていない(なんなら新車の一括購入と奨学金の繰り上げ返済をしたばかり)というタイミングで始まりました。 なんとなく入った某ハウスメーカーの住宅展示場で出会った営業さんの主導でどんどん話が進んでいってしまったのです。はい。馬鹿です。 結果としては、良い感じの土地が見つかり、住宅ローン減税も13年受けられそうで、定年までにローンも返せるので、そこまで悪いタイミングではなかったです。(ただしウッドショックおまえはゆるさない) ですが、私たちの家づくりは、希望する細かな仕様や空間を某ハウスメーカーでは叶えられない、でも他にどこに頼めばいいか分からない(問い合わせしても頼んでもぴ

土地選び

私たちの購入した土地は約80坪。一辺16m前後の四角形の、南東の角を切り欠いたような形をしています。東南角地で、東に8mの生活道路、南に6mの区画道路があります。  土地を探すときの絶対条件は、建築条件なしであること。施工会社は自分たちで選びたかったので、ここは絶対でした。  また、前面道路が6m以上あることも必須。  私たちは地方都市在住のため、車は必須の生活です。お互いの実家も車で3時間ほどの距離にあります。以前住んでいた賃貸は古い住宅街にあったのですが、なにせ道路が狭く、車のすれ違いが非常にストレスでした。   土地を決めたのは探し始めてから3か月ほどで、わりと早いほうかと思います。  希望の建築条件なし・前面道路が6m以上であったことと、  ・十分な広さ ・良いとされる東南角地(特にこだわりはありませんでしたが、悪くはないだろうと) ・上下水道引込済み ・平坦 ・会社にも高速のICにもそれなりに近く、スーパー・ドラッグストア等もある ・予算内 ・地名の漢字・響きが好き  最後のポイントは完全な蛇足ですが、ビビッときたということで(聖子ちゃん?) 全体的に悪いと思うところもなかったので決めてしまいました。別に急ぎでもなかったのですが、見送る理由もなかったという感じです。 全面道路6m以上というと分譲地がどうしても多くなり、分譲地には建築条件がついている、という土地が多い中で、絶対に譲れないポイントは押さえられたので良い出会いだったかなとは思っています。  建築家の永田昌民さんや、熊澤安子さんの自邸のような奥まった旗竿地を購入して緑のアプローチを通っていく…というのも素敵ですが、とりあえずは毎日の生活優先、という形になりました。